産廃の窓口

福岡県で「医療廃棄物(医療ゴミ)」を処分できる産業廃棄物処理業者 おすすめ7

福岡県医療廃棄物(医療ゴミ)を頼める、収集運搬の許可を公的名簿で確認した業者を、おすすめ順に掲載しています。

福岡県の病院やクリニック、歯科医院、動物病院、介護施設などからは、注射針や血液が付いた器材といった、感染のおそれがある「感染性廃棄物」が毎日のように出ます。感染性廃棄物は、ふつうのごみより厳しく扱う特別管理廃棄物にあたり、普通のごみにも通常の産業廃棄物にも出せません。分別・容器・委託まで決められたルールに沿って進める必要があり、委託先も感染性廃棄物を扱える特別管理の許可を持つ業者に限られます。このページでは、費用の考え方と、感染性廃棄物に対応した業者を見極めるポイントを整理し、そのうえで福岡県で感染性廃棄物の収集運搬を依頼できる業者を紹介します。

感染性廃棄物の処分費用の考え方

感染性廃棄物の分別と費用の考え方:バイオハザードマークは性状で色を分け、赤=液状・泥状(血液など・漏れない密閉容器)、橙=固形状(血液が付いたガーゼなど)、黄=鋭利なもの(注射針・メスなど・耐貫通性容器)。費用は排出量+回収頻度+容器+処理方法で決まり一律の相場はない。感染性と非感染性を分ければ費用を抑えられる

感染性廃棄物の費用に、ひとつの決まった相場はありません。金額を動かすのは、どれだけ出るか(排出量)、どのくらいの頻度で回収するか、どんな容器を何本使うか、そしてどう処理するか(焼却・溶融・滅菌など)の四つが中心です。排出量は診療科や規模で変わり、容器は安全のため使い切りが基本で、容器代も費用に含まれるのが一般的です。

料金のかたちは業者ごとに違います。定期回収の契約なら、容器の本数や回収回数に応じた月額に近い形が多く、出る量が安定した施設では見通しを立てやすくなります。反対に、出る量が少ない、あるいは時期で増減する施設では、量に応じて支払う形のほうが無駄が出にくいこともあります。ここで見落とせないのが分別の効果で、感染性と非感染性をきちんと分ければ、厳重な処理が要る量そのものを抑えられ、費用の節約につながります。まずは自院でどれくらい出ているかをつかみ、その中身を伝えて見積もりを取るのが近道です。

業者の選び方

依頼先は、次の順に確かめると選びやすくなります。最初の関門になるのが、感染性廃棄物に対応した特別管理の許可を持っているかどうかです。特別管理の許可には扱える品目があるため、感染性廃棄物を扱える許可かを許可証で確かめます。この関門を越えたら、専用容器を供給して自院に合った頻度で回収してくれるか、マニフェストで最終処分まで確認できるか、処理の方法(焼却・滅菌など)を分かりやすく説明してくれるかを見ていきます。優良認定は、行政が法令順守や情報公開を確かめて与える目安で、決め手にはせず参考にとどめます。

産廃の窓口では、福岡県の収集運搬の許可を公的名簿で確認したうえで、福岡県で感染性廃棄物を頼める業者を選んで並べています。これらの点を手がかりに、このページで紹介している業者から数社を同じ条件で見比べてください。

福岡県医療廃棄物(医療ゴミ)処分 おすすめ業者7

株式会社シー・アール・シー

所在地: 福岡県福岡市南区

収集運搬 許可確認済み

医療産業廃棄物の収集運搬を手がけ、医療機関から出る感染性廃棄物に対応します。

医療廃棄物(医療ゴミ)対応専用容器の提供未確認定期・スポット両対応未確認回収頻度・曜日の柔軟性未確認感染性一般も一括確認済み
092-623-2111オンライン問い合わせ可

※各社サイトで確認できた対応のみ表示。記載がなくても対応可能な場合があります。詳しくは各社へお問い合わせください。

有限会社大周環境運輸

所在地: 長崎県長崎市

優良認定収集運搬 許可確認済み

長崎市の大周環境運輸。長崎県・市の許可のもと感染性廃棄物を扱い、長崎市医師会協同組合・諫早市医師会協同組合の指定事業所として、医療機関から出る感染性廃棄物を収集し中間処理場で焼却処分する。カルテ等の機密文書処理やレントゲンフィルム買取も手がける。

医療廃棄物(医療ゴミ)対応専用容器の提供未確認定期・スポット両対応確認済み回収頻度・曜日の柔軟性未確認感染性一般も一括確認済み

※各社サイトで確認できた対応のみ表示。記載がなくても対応可能な場合があります。詳しくは各社へお問い合わせください。

株式会社エスプレス大分

所在地: 大分県大分市

優良認定収集運搬 許可確認済み

大分のエスプレス大分。特別管理産業廃棄物・産業廃棄物の収集運搬および処理の許可を持ち、医療系廃棄物の収集・運搬・処理を手がける。焼却・中和・固化などの処理施設を備え、専用車両で有害物を含む廃棄物に対応する。

医療廃棄物(医療ゴミ)対応専用容器の提供未確認定期・スポット両対応未確認回収頻度・曜日の柔軟性未確認感染性一般も一括確認済み

※各社サイトで確認できた対応のみ表示。記載がなくても対応可能な場合があります。詳しくは各社へお問い合わせください。

ゆうび株式会社

所在地: 大分県大分市

優良認定収集運搬 許可確認済み

大分県のユビ。一般・産業廃棄物の収集運搬・リサイクルに加え、医療系廃棄物の収集業務を事業として手がける。医療機関から出る医療系廃棄物の収集に対応する。

医療廃棄物(医療ゴミ)対応専用容器の提供未確認定期・スポット両対応未確認回収頻度・曜日の柔軟性未確認感染性一般も一括未確認

※各社サイトで確認できた対応のみ表示。記載がなくても対応可能な場合があります。詳しくは各社へお問い合わせください。

三藤商事株式会社

所在地: 大分県大分市

優良認定収集運搬 許可確認済み

大分の三藤商事。特別管理産業廃棄物収集運搬として感染性廃棄物・引火性廃油等の回収に対応する。医療系・事務系をはじめ多岐にわたる廃棄物を扱い、リサイクル可能な資材・燃料に加工する。

医療廃棄物(医療ゴミ)対応専用容器の提供未確認定期・スポット両対応未確認回収頻度・曜日の柔軟性未確認感染性一般も一括未確認

※各社サイトで確認できた対応のみ表示。記載がなくても対応可能な場合があります。詳しくは各社へお問い合わせください。

有限会社都環境開発サービスセンター

所在地: 熊本県熊本市南区

収集運搬 許可確認済み

有限会社都環境開発サービスセンター。一般・産業廃棄物の総合収集を行い、特別管理産業廃棄物収集運搬として感染性廃棄物・廃食用油に対応する。医療機関から出る感染性廃棄物を収集運搬する。

医療廃棄物(医療ゴミ)対応専用容器の提供未確認定期・スポット両対応未確認回収頻度・曜日の柔軟性未確認感染性一般も一括未確認

※各社サイトで確認できた対応のみ表示。記載がなくても対応可能な場合があります。詳しくは各社へお問い合わせください。

日本メディカルテクノロジー株式会社

所在地: 東京都新宿区

収集運搬 許可確認済み

歯科の貴金属リサイクルとあわせて、注射針など歯科医療で出る廃棄物の回収に対応します。

医療廃棄物(医療ゴミ)対応専用容器の提供未確認定期・スポット両対応未確認回収頻度・曜日の柔軟性未確認感染性一般も一括確認済み

※各社サイトで確認できた対応のみ表示。記載がなくても対応可能な場合があります。詳しくは各社へお問い合わせください。

毎日出るからこそ、判断の手順を決めておく

感染性廃棄物は毎日のように出るため、その都度悩んでいては現場が回りません。だからこそ、「どこからが感染性廃棄物か」を判断する手順を、あらかじめ院内で決めておくことが大切です。判断のよりどころになるのが、次の三つの観点です。

一つは、そのものの形状です。血液・体液そのものや、手術で摘出した臓器・組織などの病理廃棄物、血液の付いた注射針・メスといった鋭利なもの、病原体を扱う検査に使ったものが、これに当たります。二つ目は、どこで出たかという排出場所です。手術室・集中治療室・検査室・感染症病床などで使ったあとに出たものが該当します。三つ目は、どの感染症に関わるかという種別で、感染症法で分類される感染症の検査・治療に使われた器材などが対象です。これらを順に照らし合わせ、一つでも当てはまれば感染性廃棄物とします。当てはまらないものでも、医師・歯科医師・獣医師が感染のおそれありと判断すれば、感染性として扱います。

日々の現場で感染性廃棄物になりやすいのは、注射針・メスなどの鋭利なもの、血液や体液が付いたガーゼ・手袋、点滴のチューブ、検査に使ったスピッツなどです。注射針などの鋭利なものは、未使用でも血液が付いていなくても、けがを防ぐため感染性廃棄物と同じ扱いにします。「血液が付いているか」「鋭利か」をまず見て、迷うものは責任者や医師に確認する——こうした手順を決めておけば、誰が担当しても分別がぶれません。産業廃棄物全体の分け方は産業廃棄物の20種類でも整理しています。

前提をそろえて、数社にあたる

感染性廃棄物の費用は、排出量・回収頻度・容器・処理方法という複数の要素で決まります。ここがそろわないまま相談すると、業者ごとに違う前提で見積もることになり、返ってきた金額を横に並べても判断できません。数社にあたる前に、伝える中身を整えておきましょう。

まず押さえたいのが、1回あたり・月あたりにどれくらいの感染性廃棄物が出るかという排出量です。診療科や処置の内容で差が出るため、おおよその目安でも共有します。次に、毎日・週数回・週1回など、希望する回収頻度。ためこまず、出る量に合わせて業者と決めます。さらに、鋭利用の耐貫通性容器、液状用の密閉容器、固形用の段ボール容器など、どの容器がどれくらい必要かも伝えます。加えて、クリニック・歯科・動物病院・介護施設といった施設の種類や、保管場所・搬出のしやすさ、非感染性廃棄物ラベルで分別しているかどうかも、費用を左右する情報になります。

これらを同じ条件でそろえて伝えれば、各社の見積もりが同じ土俵に乗り、比較がはじめて役に立ちます。連絡は各社の公式サイトの問い合わせフォームや電話から行い、各社の「公式サイトを見る」を入り口にしてください。見積もりを比べるときは、容器代・回収費・処理費がそれぞれどう計算されるか、最低回収料金や容器の引き取り単位があるかまで確かめると、実際の請求額の差が見えてきます。金額に加えて、感染性廃棄物を扱える許可があるか、マニフェストを確実に交付するか、急な増加や容器交換に柔軟に応じられるかも見比べておくと安心です。

守るべきことは、大きく三つ

感染性廃棄物を適正に扱ううえで守るべきことは、大きく三つに整理できます。

一つ目は、責任者を置くことです。感染性廃棄物(特別管理産業廃棄物)を出す医療関係機関等は、規模の大小を問わず特別管理産業廃棄物管理責任者を置く義務があります。歯科医院や動物病院のような小さな施設も対象なので、要件を満たす人を院内で決めておきます。二つ目は、性状に合った容器で分け、正しく保管することです。血液などの液状・泥状のものは漏れない密閉容器、血液が付いたガーゼなどの固形状のものは内袋付きの段ボール容器、注射針などの鋭利なものは突き抜けない耐貫通性の容器を使います。バイオハザードマークの色(赤・橙・黄)や文字で中身を示し、詰めすぎず、封をしたら開けません。保管は関係のない人が触れない専用の場所で、感染性廃棄物である旨を表示して行い、ためこまずに早めに運び出します。

三つ目が、正しい業者に委託し、最後まで見届けることです。感染性廃棄物を運ぶ業者には、通常の産廃とは別の特別管理産業廃棄物の収集運搬の許可が要り、その許可で感染性廃棄物を扱えることを許可証で確かめます。委託の際には特別管理産業廃棄物の管理票(マニフェスト)を交付し、処理が終わったことを示す控えを受け取って保管します。業者へ渡したあとも処分の最終責任は排出した医療機関に残る(排出事業者責任)ため、正しい許可を持ちマニフェストを確実に返す業者を選ぶことが、自院を守ることに直結します。許可のない業者に頼むリスクや許可のしくみは、許可と優良認定のしくみで詳しく説明しています。

福岡県で感染性廃棄物を処分するときに知っておくこと

福岡県内では、収集運搬(積替え・保管を含まないもの)の許可を原則として福岡県知事が出しており、政令指定都市の福岡市・北九州市と中核市の久留米市は各市が許可権者です。この3市の区域は各市が、それ以外は福岡県が担当します。感染性廃棄物の収集運搬には、通常の産廃とは別の特別管理産業廃棄物の許可が必要ですが、窓口の分かれ方は同じです。依頼する医療機関が確かめるのは「相手が感染性廃棄物を扱える有効な特別管理の許可を持っているか」の一点で、公的名簿で確認できます。

福岡県で費用に関わる点として、産業廃棄物税のかかり方に特徴があります。多くの県は最終処分場への埋立に課税しますが、福岡県は焼却施設への搬入にも課税します(焼却施設への搬入は1トンあたり800円、最終処分場への搬入は1トンあたり1,000円)。感染性廃棄物は焼却による処理が中心になることも多いため、処理の内容によっては処分費に薄く反映されることがあります。見積もりの内訳を確認しておくと、金額の内容を納得して比べられます。福岡県は福岡市・北九州市を中心に大学病院から街のクリニック、歯科医院、動物病院まで医療機関が広く分布しており、施設が近い都市部では定期回収のルートを組みやすくなります。一方、筑後や北部の郊外などでは施設の間隔が広がるため、回収頻度や運搬の条件を先に相談しておくと、費用と安全のバランスを取りやすくなります。感染性廃棄物は毎日出るものだけに、容器交換や急な増加にも応じられる、長く付き合える相手を選ぶことが、安定した処理につながります。

よくある質問

感染性廃棄物と分かるように、どう表示すればいいですか

容器に、中身の性状が分かるようにバイオハザードマークを付けるのが望ましいとされています。色は、赤が液状・泥状のもの、橙(だいだい色)が固形状のもの、黄が鋭利なものを表します。色付きのマークを使わない場合は、「液状または泥状」「固形状」「鋭利なもの」のように、取り扱う人が注意すべき性状を文字で表示します。

注射針は、どんな容器に入れればいいですか

突き抜けない、丈夫な耐貫通性の容器を必ず使います。注射針やメスなどの鋭利なものは、けがや針刺し事故を防ぐことが最優先です。未使用でも血液が付いていなくても、鋭利なものは同じように耐貫通性の容器で扱います。詰めすぎると針が飛び出して危険なので、余裕を持って詰め、封をしたら開けません。

福岡県の産業廃棄物税は、感染性廃棄物の費用に関係しますか

福岡県は、最終処分場への搬入(1トンあたり1,000円)に加え、焼却施設への搬入(1トンあたり800円)にも課税するのが特徴です。感染性廃棄物は焼却による処理が中心になることも多いため、処理の内容によっては処分費に薄く反映されることがあります。見積もりの内訳を確認しておくとよいでしょう。

感染性でないものも、まとめて感染性として出していいですか

安全に思えますが、おすすめできません。すべてを感染性として扱うと、その分だけ厳重な処理が必要になり、費用がかさみます。感染性でないものは、非感染性廃棄物ラベルを貼って分けると、むやみに感染性廃棄物を増やさずに済みます。判断基準で正しく分けることが、安全と費用の両立につながります。

委託する業者は、本社が福岡県内でないとだめですか

本社の場所は問いません。確かめるべきは、福岡県で感染性廃棄物を扱える特別管理の許可を持っているか、そして容器の供給や回収頻度に対応できるかです。福岡県外に本社を置きつつ、福岡県の許可を持つ広域の業者も掲載しています。

特別管理産業廃棄物管理責任者は、何をする人ですか

感染性廃棄物などの特別管理産業廃棄物が、院内で適正に分別・保管され、正しく委託されるよう管理する役割の人です。感染性廃棄物を出す医療関係機関等には、規模を問わず設置が義務づけられています。医師・歯科医師・獣医師・薬剤師などの資格を持つ人や、所定の要件を満たす人が担えます。

まとめ

福岡県で感染性廃棄物を扱うときは、毎日出るものだからこそ、院内の手順を先に決めておくと現場が回ります。感染性かどうかを形状・排出場所・感染症の種別の三つの観点で見分ける流れを手順にし、性状に合った容器にバイオハザードマークの色や表示を付けて分けます。感染性でないものは非感染性廃棄物ラベルで示し、規模を問わず特別管理産業廃棄物管理責任者を院内に置きます。注射針などの鋭利なものは、血液が付いていなくても耐貫通性の容器で扱う——この点も手順に含めておきましょう。

そのうえで、このページで紹介している業者から数社を選び、排出量・希望する回収頻度・必要な容器の種別と本数を同じ条件で伝えて、見積もりを見比べてください。感染性廃棄物を扱える特別管理の許可を持ち、容器の供給や回収頻度に柔軟に対応し、マニフェストを確実に交付する業者を選べば、毎日出る感染性廃棄物も安心して任せられます。長い付き合いになる相手だけに、費用の内訳の分かりやすさや、相談・対応の丁寧さも見ておくと、納得して選べます。

医療廃棄物(医療ゴミ)の処分方法・費用・データ消去のやり方など、詳しくは 医療廃棄物(医療ゴミ)の処分ガイド をご覧ください。