産廃の窓口

大阪府で「業務用エアコン・空調」を処分できる産業廃棄物処理業者 おすすめ2

大阪府業務用エアコン・空調を頼める、収集運搬の許可を公的名簿で確認した業者を、おすすめ順に掲載しています。

大阪府でオフィスや店舗、事業所の移転・改装・閉店にともない、業務用エアコンや空調設備を撤去して処分するとき、これらは普通のごみには出せません。事業から出た業務用エアコンは金属くずを中心とした産業廃棄物にあたり、扱える許可を持つ大阪府の業者へ委託して処分します。家庭用と大きく違うのは、処分の前に二つの手間がかかる点です。ひとつは、機器のなかのフロン(冷媒)を回収する法律上の義務があること。もうひとつは、天井や壁に据え付けられた機器を取り外す撤去工事が必要なことです。このページでは、まず費用の目安と業者を選ぶポイントを整理し、そのうえで大阪府で依頼できる業者を紹介します。

業務用エアコンの処分費用の目安

業務用エアコンの処分費用のめやす:フロン回収2〜3万円、撤去(壁掛・床置)3〜5万円、撤去(天カセ・天吊)7〜10万円、運搬・処分1〜3万円。合計のめやす1台6〜16万円

費用は機器のタイプ・馬力・設置場所・台数で大きく変わりますが、内訳のめやすは次のとおりです。

  • フロン回収費1台あたり約2〜3万円(冷媒の種類や量によっては5万円ほど)。
  • 撤去・取り外し工事費壁掛形・床置形で3〜5万円、天井カセット形・天井吊形など難しい設置なら7〜10万円。ビル用マルチや埋め込み型はさらに高くなります。
  • 運搬・処分費1台あたり1〜3万円。
  • 合計の目安これらを合わせて1台あたり6〜16万円ほど。台数が多いほど1台あたりは割安になります。

あわせて検討したいのが「買取」です。 製造から5〜7年以内で正常に動き、外装やフィルターに目立つ傷みのない機器は、買取に回せることがあります。処分費と相殺できれば全体の負担を抑えられるので、まず査定に出し、値のつかないものだけを処分の見積もりに回すのがよいでしょう。一方、「無料で撤去します」と大きくうたう相手には注意が必要です。フロンの回収を適正に行わないと、あとから排出した会社の責任が問われることがあります。

業者の選び方

いちばんの前提は、業務用エアコン(金属くずを中心とした産業廃棄物)を扱える収集運搬・処分の許可を持っているかどうかです。そのうえでエアコンならではの要になるのが、フロン回収と撤去工事への対応で、廃棄時のフロン回収と引取証明書の発行に応じられること、ポンプダウンから機器の取り外し、配管処理、原状回復まで扱えることが望ましいところです。この許可・フロン回収・撤去工事が一社でそろえば、別々に手配せずに済みます。加えて、年数の浅い機器を買い取ってもらえるか、行政が法令順守や情報公開を確かめて与える優良認定があるかも、選ぶうえでの参考になります。

産廃の窓口では、大阪府の収集運搬の許可を公的名簿で確認したうえで、大阪府で頼める業者を選んで並べています。こうしたポイントを手がかりに、このページで紹介している業者を同じ条件で見比べてください。

大阪府業務用エアコン・空調処分 おすすめ業者2

株式会社エム・アール・シー

所在地: 京都府京都市南区

収集運搬 許可確認済み

都道府県知事の登録を受けた第一種フロン類充填回収業者として、業務用エアコンや冷蔵庫などフロンを使う機器のフロン回収と機器の回収・廃棄を手がける会社。フロン回収・破壊法に沿って適正処理し、15,000円からの明朗料金で対応する。

業務用エアコン・空調対応フロン回収確認済み取り外し・撤去工事未確認買取未確認無料回収未確認
075-672-1000オンライン問い合わせ可

※各社サイトで確認できた対応のみ表示。記載がなくても対応可能な場合があります。詳しくは各社へお問い合わせください。

安田金属興業株式会社

所在地: 和歌山県和歌山市

収集運搬 許可確認済み

和歌山・大阪の第一種冷媒回収事業者。業務用冷蔵庫・業務用空調機・自動販売機などのフロン使用機器を回収し、破砕して鉄・非鉄をリサイクルする。事業者の法対応を支える。

業務用エアコン・空調対応フロン回収確認済み取り外し・撤去工事未確認買取未確認無料回収未確認

※各社サイトで確認できた対応のみ表示。記載がなくても対応可能な場合があります。詳しくは各社へお問い合わせください。

処分の前に、二つの専門作業が入ります

業務用エアコンは、そのまま産廃業者へ渡して終わり、とはいきません。処分にたどり着く前に、専門の手が要る作業が二つ入ります。フロンの回収と、機器の撤去工事です。

フロンの回収は、資格を持つ者だけが行えます。エアコンの冷媒に使われるフロンは、大気に放出するとオゾン層の破壊や地球温暖化につながるため、フロン排出抑制法で回収が義務づけられており、業務用エアコンは同法の「第一種特定製品」にあたります。回収できるのは登録を受けた第一種フロン類充塡回収業者だけで、機器を手放す事業者は、回収を依頼する行程管理票の写しと、回収業者から受け取る引取証明書を、それぞれ3年間保存します。

撤去工事は、据え付けられた機器を運び出せる状態にする作業です。室外機側でのポンプダウン(フロンを室外機へ集める操作)から始まり、室内機・室外機の取り外し、配管処理、壁の穴をふさぐ原状回復へと進みます。天井カセット形や天井吊形、ビル用マルチほど作業が難しく、費用も上がります。この二つを含め、運搬・処分までを一社に通して頼めれば、別々に手配せずに済みます。許可のない業者に頼むリスクや許可のしくみは、許可と優良認定のしくみで詳しく説明しています。

見積もりは条件をそろえて取る

業務用エアコンはタイプ・馬力・設置場所で費用が大きく動くため、伝える情報がそろっていないと各社が別々の前提で計算し、金額を並べても比べられません。このページで紹介している業者に、次の点をそろえて伝えましょう。

  • 台数とタイプ壁掛形・床置形・天井カセット形・天井吊形のどれが何台あるか。
  • 馬力と設置場所機器の大きさ、設置階、天井の高さ、室外機の位置(屋上・外壁など)。
  • フロン機器の台数回収費に直結するため、正確に。
  • 依頼の範囲取り外し・原状回復・運搬・処分のうち、どこまで任せるか。
  • 買取希望の有無年数の浅い機器があれば、査定もあわせて。

天井埋め込みや屋上の室外機など作業が難しい設置は、写真を添えるか現地調査を依頼すると、金額の精度が上がります。連絡は各社の公式サイトのフォームや電話で、「公式サイトを見る」から進めてください。返ってきた金額は、安さだけでなく、フロンの回収と引取証明書の発行に応じるか、取り外し工事と原状回復まで対応できるか、マニフェストを確実に出すかも見比べると、安心して任せられる相手が絞れます。

責任は残るから、業者選びが要になる

業務用エアコンの処分で軸になるのが、業者へ引き渡したあとも、処分の最終責任は排出した会社に残るという原則です(排出事業者責任)。大阪府も「排出事業者責任の徹底について」として、事業者は自らの責任で適正に処理し、委託しても責任は残る、と案内しています。フロンの回収や撤去工事を伴うエアコンでは、どの業者に委ねるかの選択が、そのまま会社のリスク管理になります。参考として、大阪府は許可を取り消した業者の一覧を公式に開示しているので、過去の処分歴も確かめてから選べます。

実際の流れは次のとおりです。依頼先が決まったら現地を確認してもらい、機器のタイプや設置状況に応じた見積もりと作業日を決め、委託契約を書面で結びます。工事当日は、ポンプダウンでフロンを回収し、室内機・室外機を取り外して搬出、必要に応じて原状回復まで行います。処分にともなって受け取るのが、フロンの引取証明書と、廃棄物の流れを記録するマニフェスト(産業廃棄物管理票)の二つで、いずれも処理後に戻る控えと照らし合わせ、3年間保管します。この書類がそろって初めて、最後まで適正に処分されたことを確認できます。

大阪府で業務用エアコンを処分するときに知っておくこと

会社や店舗から出た業務用エアコンは産業廃棄物にあたるため、家庭ごみにも、事業系一般ごみ用の有料処理券にも出せません。委託先になるのは、収集運搬の許可を持つ産業廃棄物処理業者です。

大阪府は、許可の窓口が府内でいくつにも分かれているのが特徴です。収集運搬(積替え・保管を含まないもの)の許可は原則として大阪府知事が出しますが、府内には府知事とは別に許可を出す市が9つあります。政令指定都市の大阪市・堺市と、中核市の東大阪市・高槻市・豊中市・枚方市・八尾市・寝屋川市・吹田市です。これら9市の市域内は各市が窓口となり、それ以外の地域は大阪府知事の許可という区分けです。もっとも、依頼する側が確かめるのは「相手が有効な許可を持っているか」の一点で、窓口が府か市かで頼み方が変わるわけではありません。このページの業者は、公的名簿で収集運搬の許可を確認して掲載しています。

大阪ならではの背景として、最終処分の受け皿に大阪湾フェニックス(大阪湾広域臨海環境整備センター)があります。近畿の広い区域から出る廃棄物の最終処分(埋立)を担う施設で、大阪の処理を支えています。エアコンは金属として再資源化される部分が多く、直接この施設に回る場面は限られますが、府内の処理がこうした基盤の上で成り立っていることは知っておくとよいでしょう。設置場所の面では、梅田・難波のオフィスビルの店舗から、東大阪や堺の工場・倉庫の大型空調まで幅が広く、立地によって撤去の手間は大きく変わります。設置状況に慣れた業者を選び、移転で内装や什器の処分も出るなら、まとめて任せられるか先に確かめておくと安心です。なお、大阪府は産業廃棄物税を設けていないため、費用の見積もりで税相当分を気にする必要はありません。

よくある質問

取り外しから処分までまとめて頼めますか

頼めることが多いです。業務用エアコンは据え付けられているため、ポンプダウン(フロン回収)から取り外し、配管処理、原状回復、運搬・処分までを一貫して引き受ける業者に頼むと、別々に手配する手間が省けます。見積もりのときに、どこまで対応できるかを確かめておきましょう。

過去に問題を起こした業者かどうか確かめられますか

確かめられます。大阪府は、許可を取り消した業者の一覧を公式に開示しています。気になる場合はそうした情報も参考にしつつ、産廃の許可とフロン回収・撤去工事の体制がそろった業者を選ぶと安心です。このページの業者は、公的名簿で許可を確認して掲載しています。

天井埋め込みや工場の大型空調は費用が高いですか

高くなりやすいです。壁掛形や床置形に比べ、天井カセット形・天井吊形は取り外しが難しく、撤去工事費が7〜10万円ほどになることもあります。工場・倉庫の大型空調やビル用マルチはさらに上がります。正確な金額は、設置状況を見てもらってから見積もりを取るのが確実です。

本社が大阪府外の業者に頼んでも大丈夫ですか

大丈夫です。判断の基準は本社の場所ではなく、大阪府での収集運搬の許可と、フロン回収・取り外し工事に対応できるかどうかです。府外に本社を置きつつ大阪府の許可を持つ広域の業者も対象になります。

まとめ

大阪府で業務用エアコンを処分するときは、処分そのものの前に「フロン回収」と「取り外し工事」という二つの専門作業が入る点を、はじめに見込んでおきましょう。フロンは撤去工事のなかで回収し、引取証明書を受け取って3年間保管します。撤去はポンプダウンから機器の取り外し、配管処理、原状回復まで行う流れで、天井埋め込みや大型空調ほど手間も費用もかかります。めやすは、フロン回収2〜3万円、撤去工事が壁掛・床置で3〜5万円・天井カセットや天吊で7〜10万円、運搬・処分1〜3万円で、合計すると1台あたり6〜16万円ほど。製造5〜7年以内で動く機器なら買取に回せることもあり、台数が多いほど1台あたりは割安になります。

依頼にあたっては、このページで紹介している業者に、エアコンの台数・タイプ・馬力・設置場所を伝え、できれば現地を見てもらったうえで見積もりを取ってください。フロンの回収と引取証明書の発行に応じ、取り外し工事から運搬・処分まで一貫して任せられる会社を選べば、工事も手続きも安心です。大阪府では許可を取り消した業者の情報も公開されているので、迷ったときは処分歴もあわせて確かめると、納得して選べます。

業務用エアコン・空調の処分方法・費用・データ消去のやり方など、詳しくは 業務用エアコン・空調の処分ガイド をご覧ください。